目次
- ●ニキビ・ニキビ跡や繰り返しできるニキビなどでお悩みの方へ
- ●ニキビの原因
- ●お体(背中・胸・デコルテ・お尻など)のニキビでお悩みの方へ
- ●当院のニキビ保険診療
- ●当院のニキビ自費診療
- ●当院のニキビ治療オリジナルコスメ
- ●ニキビ(にきび)予防のための生活習慣
- ●メディア掲載
ニキビ・ニキビ跡や繰り返しできるニキビなどでお悩みの方へ
〇当院のニキビ診療に対する思い
肌を見られるのが嫌でうつむきがちになったり、良くないと分かっていてもしっかりメイクでカバーして余計悪化させてしまったり、私も経験者なので痛いほど気持ちが分かります。
でも大丈夫。ニキビの治療は大きく変わって、今あるニキビを直すだけではなく、ニキビのできにくい健やかな肌を手に入れることができるようになりました。
ニキビは皮膚科で治療をする時代です。これまでのニキビ治療に満足されなかった方も是非一度ご相談ください。
当院では初期ニキビ(白ニキビ)や炎症性ニキビ(赤ニキビ)からニキビ跡まで、それぞれのお悩みに合った治療を取り揃えており、ご予算、ダウンタイムの有無など、ご要望に合わせて最適な治療法をご提案いたします。
ニキビの原因
①皮脂の分泌過剰
思春期は子供から大人へと身体に変化が起こる時期。
その時、私たちの体内では成長ホルモンというホルモンの分泌が急増しています。
このホルモンによって、身体の成長が促進される反面、皮脂の分泌も促されてしまうため、皮脂の過剰分泌が起こります。
この毛穴の詰まりが白ニキビをはじめとする肌トラブルの原因になります。
②ニキビ菌(アクネ菌、マラセチア菌)の増殖
疲れや睡眠不足、そして不規則な生活などで、ばい菌を抑える免疫力が落ちると、この細菌のはたらきが活発になり毛穴に炎症(赤ニキビ)ができます。
③ホルモンバランスの乱れ
過度なストレスによる男性ホルモン過剰分泌はニキビ(にきび)悪化の原因になります。
また、生理前や生理不順によるホルモンバランスの乱れがニキビ(にきび)悪化の原因となります。
お体(背中・胸・デコルテ・お尻など)のニキビでお悩みの方へ
一般的に「身体ニキビ」や「背中ニキビ」と呼ばれています。
体のニキビは汗などによるムレ、皮脂や汚れ、キズや摩擦などの刺激、抜毛、紫外線など、様々ものが要因になっています。
思春期におでこや頬などにできるニキビとは、原因菌が異なる場合があり、背中ニキビは、主に「毛のう炎(毛包炎)」といわれる皮膚の病気です。
黄色ブドウ球菌などの細菌が原因で起こる場合のほかに、マラセチア菌という真菌(カビ)が原因で起こるマラセチア毛包炎や、白血球の一種である好酸球と関係する好酸球性膿疱性毛包炎などの種類があります。
自分からは見えない箇所にできるとケアがおろそかになりがちですし、原因によって治療薬が異なります。
皮膚科を受診して診断をしてもらい、適切な治療を受けることが大切です。
当院のニキビ保険診療
ニキビの種類や状態によって治療期間は異なりますが、まずは3か月を目標に治療を行いましょう。
処方された薬を用いてちゃんと治療を継続すれば、3か月で一定の効果を得られるはずです。
・毛穴の詰まりを抑える塗り薬
ディフェリンゲル、ベピオ、エピデュオ、デュアックの4種類があります。
いずれも毛穴の角質をとかしたり、はがしたりしてその詰まりを取り除きます。
夜寝る前にお顔全体に塗っていただきます。
薬に慣れるまでの2週間程度は、ガサガサ・ひりひり・赤みなどの副作用がでますが、お肌がとてもデリケートな人以外は慣れて普通に塗れるようになります。
それぞれ効果が違うので、症状に合わせて使い分けを行っていきます。
・細菌(アクネ桿菌)を抑える塗り薬
ダラシン(クリンダマイシン)、アクアチム(ナジフロキサシン)、ゼビアックスの3種類があります。
1日2回、洗顔のあとに炎症のあるところ(赤ニキビ)をねらって塗っていただきます。
改善した後は、ディフェリンゲル、ベピオ、エピデュオ、デュアックなどの外用剤を塗ってから、赤い部分に1日1回塗るだけでよいです。
耐性(細菌に薬が効かなくなる)ができないよう、一定期間で処方箋は変更していきます。
・細菌・炎症を抑える飲み薬
赤にきびの炎症が強い方は日本皮膚科学会が作成したニキビ治療のガイドラインで推奨度の高い抗生剤を飲んでいただくことが多いです。
テトラサイクリン系の薬(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)がよく効きます。
また、皮膚の性質や炎症の深さによって、漢方薬も必要に応じて飲んでいただくことがあります。
当院のニキビ自費診療
自費診療の特徴
費用面は保険よりも高価ですが効果が高く、時間のかかるニキビ治療の短縮につながります。
ニキビやニキビ跡だけではなく、治療機器によっては、しみやシワ、たるみや美白にも効果があります。
カウンセリング時にお話をお伺いしお一人お一人に合った施術をご案内いたします。
ニキビの薬の飲み方について
オンライン診療でスピロノラクトンとイソトレチノインの処方が可能です。
詳しい受診の仕方はコチラ
当院のニキビ治療オリジナルコスメ
当院の土屋佳奈院長が監修したニキビやニキビ跡にも効果のあるオリジナルコスメを紹介します。
・グリコール酸ローション
ふき取りタイプのピーリングローションです。
角質を整え毛穴のつまりを改善しお肌の再生を促します。
ニキビ肌の改善や予防、ざらつきが気になる方にもオススメです。
・VC10%ローション
医療機関のみ使用可能なビタミンC誘導体が肌に浸透し、ニキビやニキビ痕の改善 、美白、毛穴の引き締め、肌のキメを整えるなどの美肌効果があります。
さらに16種のアミノ酸を加えることで、保湿効果による角質ケア、肌細胞の活性化効果があります。
・ビタミンクリーム
べたつかないのでニキビ肌の方も安心して使用していただけます。
また、保険治療の外用剤(ディフェリン、ベピオ、デュアック、エピデュオ)の前の保湿剤としてもオススメです。
日頃、お使いになる化粧品には、ニキビができにくいことを確認した化粧品であるノンコメドジェニックを使用することをオススメします。
オンラインショップはコチラ
ニキビ(にきび)予防のための生活習慣
ニキビ(にきび)の治療は根気強さが必要です。そのため、日頃の生活習慣に注意することで症状の悪化を予防することが可能です。
ストレスをためこまない
過度な精神的ストレスはホルモンバランスを乱します。
適度な運動や趣味などでストレスの解消を。
バランスのとれた食生活
朝食をしっかりとる事と、栄養バランスを考えた食事を心がけてください。
睡眠
夜の10時ごろから2時頃の間に、老廃物が排出され、新しい細胞が作られます。
夜更かしや睡眠不足は、皮膚の老化を促進し、ニキビ(にきび)だけでなく、肌荒れ、くすみ、シミ、シワといったお肌のトラブルを招く原因になってしまいます。
便秘
野菜や繊維の多い食物をとり、水分も適当にとり便秘を防ぎましょう。
紫外線
紫外線そのものが原因ともなりますが、紫外線により発生する活性酸素もニキビ(にきび)の原因となります。
スキンケア
油分の多いクリームやファンデーションは毛穴のつまりの原因となります。
化粧水やゲル状の美容液等で皮膚への水分補給はしっかり行いましょう。
アルコール
飲酒による糖分の過剰摂取もにきびの原因となります。
禁煙
タバコは血行を阻害してターンオーバー(新陳代謝)を低下させ、さらにニキビ(にきび)予防に必要なビタミンCを破壊するため、ニキビ(にきび)悪化の原因となり、肌の老化を早めます。
メディア掲載
●2023年3月「VoCE3月号」(講談社)掲載
【女優・内田理央さん×皮膚科医・土屋佳奈先生】オトナの肌に角質ケアが必要な理由って?
長引くマスク生活で、ますます悩んでいる人が増えている毛穴&ニキビ問題。その鍵は、なんと角質ケアにあった!? 女優の内田理央さんと、皮膚科医の土屋佳奈先生のスペシャル対談で、大人の美肌に大切なことを探っていく!