アビクリア

美容皮膚科

アビクリア

「ニキビが何度も繰り返す」「薬を飲み続けても改善しない」「顎や頬のニキビがなかなか治らない」 そのようなニキビのお悩みをお持ちの方に、当院では最新のニキビレーザー治療「アビクリア(AviClear)」をご提供しています。 アビクリアは、世界で初めてFDA(米国食品医薬品局)の承認を取得したニキビ専用レーザー治療機器です。 皮脂腺に直接アプローチすることでニキビの根本原因を改善し、繰り返すニキビ体質そのものを変える画期的な治療です。

こんな症状の方におすすめの治療です

アビクリアとは?

ニキビは、日本の皮膚科外来でも非常に多く見られる疾患で、思春期だけでなく20〜30代の大人のニキビで悩む方も増加しています。

日本皮膚科学会の調査では、日本の人口の約70〜80%が一生に一度はニキビを経験するといわれており、繰り返す炎症性ニキビや難治性ニキビが生活の質(QOL)に大きく影響することも報告されています。

アビクリア(AviClear)は、米国のキュテラ社が開発した波長1,726nmのレーザー治療機器です。

2022年にFDA(アメリカ食品医薬品局)によって「ニキビ治療に特化したレーザー治療機器」として世界で初めて承認されました。

これまでのニキビ治療は抗生剤や外用薬、ピーリングなど表面的なアプローチが主流でしたが、アビクリアはニキビの根本原因である「皮脂腺(ひしせん)の過剰な活動」に直接働きかけることで、ニキビができにくい肌へと改善します。

従来、皮脂分泌を根本的に抑制する手段としては、イソトレチノインという内服薬(自費)のみが知られていました。しかしイソトレチノインは、催奇形性(妊娠中の使用禁忌)や乾燥、倦怠感などの副作用リスクを伴うことから、内服治療を望まない方や若年層の方には選択が難しいケースもありました。

アビクリアは内服薬に頼らず、レーザー照射によって物理的に皮脂腺細胞にアプローチするため、薬の副作用を心配することなく治療を受けていただける点が大きな特長です。

アビクリアの有効性

アビクリアの有効性は、複数の査読付き国際論文によって裏付けられています。

米国の皮膚科学専門誌『Journal of Cosmetic Dermatology』に掲載された臨床研究では、アビクリアによるニキビ治療を受けた患者の91%が治療に満足したと回答しており、87%の患者において炎症性ニキビ病変が治療前と比較して50%以上減少したという結果が報告されています。

また、同誌掲載の別の論文(Alexiades M. et al., 2023)では、アビクリア治療後の長期的な効果も確認されており、術後3年が経過した後も効果が持続している症例が報告されています。これは、アビクリアが皮脂腺に対して物理的かつ長期的に作用していることを示す重要なデータです。

さらに、アジア人においては白人と比較してアビクリアの治療効果が高かったという報告もあり、日本人のニキビ治療においても特に有効性が期待できる治療です。

ニキビ治療には大きく分けて保険診療と自由診療があります。
それぞれの特徴を正しく理解したうえで、自分に合った治療を選択することが重要です。

項目 保険診療 自由診療(アビクリアなど)
費用 自己負担3割(安価) 全額自己負担
主な治療法 外用薬・抗生剤内服 ピーリング・アビクリア・イソトレチノイン内服・光治療など
メリット 費用負担が少ない。既存の治療実績が豊富 根本治療が可能。薬の副作用なし。長期持続効果
デメリット 根本的な皮脂分泌抑制は困難。難治性ニキビに限界 費用が高額。保険適用外

アビクリアの効果

◎ ニキビの原因である皮脂腺に照射可能

アビクリアが他のレーザー治療と大きく異なる点は、波長1,726nmという特定の波長を用いることで、皮膚の深部にある「皮脂腺(ひしせん)」を選択的にターゲットにできることです。

皮脂腺は毛穴の奥に存在し、皮脂(あぶら)を分泌する組織です。ニキビは、この皮脂腺から過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が繁殖することで起こります。

従来のレーザー治療(フォトフェイシャルや一般的な光治療)は、主に表皮の色素や血管に働きかけるものであり、皮脂腺そのものにアプローチするものではありませんでした。

アビクリアは1,726nmの波長が皮脂腺に選択的に熱エネルギーを伝え、皮脂腺細胞を物理的に破壊・縮小させることで、過剰な皮脂の分泌量を根本的に減少させます。これにより、繰り返すニキビの発生そのものを長期的に抑制することができます。

また、皮脂腺に対して物理的に作用するため、抗生剤に対する耐性菌(アクネ菌の薬剤耐性)が問題となるようなケースにも、抗生剤に依存せずに治療を行うことが可能です。

ダウンタイムも少なく、治療のスピードが速い

アビクリアは照射時に同時に皮膚を冷却する機能(クーリングシステム)が搭載されており、周囲の正常な皮膚組織へのダメージを最小限に抑えながら、皮脂腺にのみ効果的に熱エネルギーを届けることができます。

治療後の赤みや腫れはほとんどなく、施術当日から洗顔・化粧が可能です。仕事や学校への影響もほぼなく、日常生活をそのまま継続いただけます。

施術時間は顔全体で30〜40分程度と短時間で完了するため、忙しい方にも無理なく通院していただけます。

治療の基本プログラムは「1ヶ月に1回の施術を計3回」、合計3ヶ月で1クールが完了します。

3回という少ない回数でありながら高い改善効果が得られる点も、アビクリアの大きなメリットです。施術後は翌月のご来院まで、特別な制限も少なく過ごしていただけます。

なお、施術後に一時的に「ニキビがひどくなったように見える(好転反応)」が生じる場合もありますが、これは皮脂腺が反応している証拠であり、一般的には2〜4週間で落ち着きます。

毛穴の開きにも作用

アビクリアによる治療効果はニキビの改善だけにとどまりません。皮脂腺の活動が抑制されることで皮脂分泌量が減少し、毛穴に皮脂が詰まりにくくなるため、毛穴の詰まり(コメド)の解消や毛穴の開きの改善にも効果が期待できます。

毛穴の開きは、過剰な皮脂分泌による慢性的な詰まりと、皮脂腺の肥大化によって毛穴が広げられることで起こります。アビクリアは皮脂腺そのものを縮小・抑制するため、毛穴の根本的な原因にアプローチし、皮膚のテクスチャ(肌の質感)の改善にもつながります。

ニキビだけでなく、「皮脂が多くてテカリが気になる」「毛穴の目立ちを改善したい」という方にも有効な治療です。

 アビクリア治療の流れ

・医師によるカウンセリング・診察

ニキビの状態や肌質、生活習慣などを医師が丁寧に確認します。
アビクリアが適しているかどうか、他の治療との併用が必要かについても説明します。現在服用中のお薬がある場合はご申告ください。

・洗顔・経過写真の撮影

施術前に洗顔を行い、治療経過を記録するためのお顔の写真を撮影します。
治療回数を重ねるごとにビフォーアフターの変化を確認いただけます。

・アビクリア施術(レーザー照射)

顔全体または指定部位にアビクリアレーザーを照射します。施術時間は顔全体で約30〜40分です。
照射中はゴムで弾かれるような痛みを感じる場合がありますが、クーリングシステムにより痛みを軽減します。痛みの強さに応じてパワー調整も行います。

・施術後のご案内・ご帰宅

施術後は軽く保湿・日焼け止めを塗布してからご帰宅いただきます。
当日から日常生活に戻っていただけます。次回施術は1ヶ月後となります。全3回の施術で1クール完了です。

【施術前の注意事項】

●施術の2週間前および施術期間中は、強い日焼けや長時間の日光浴・タンニングマシンの使用を避けてください。

●施術の前後5日間は、ビタミンA(トレチノイン・レチノール)・グリコール酸・サリチル酸・ベピオ・アダパレンなど刺激の強いスキンケア製品の使用はお控えください。

●施術前日に、男性の方は照射部位のひげを剃っておいてください。当日の剃毛はご遠慮ください。

●妊娠中・授乳中の方、光線過敏症の既往のある方は施術をお受けいただけない場合があります。事前にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. アビクリアの施術中、痛みはありますか?

A. 照射時にゴムで弾かれるようなピリッとした痛みを感じます。ほとんどの方は麻酔なしで対応いただける程度ですが、皮脂腺の発達が強い方では痛みを強く感じる場合もあります。クーリングシステムによる冷却で痛みを緩和し、痛みに応じて照射パワーを調整しますのでご安心ください。

Q. 効果はいつごろから実感できますか?

A. 個人差はありますが、治療開始から1〜2ヶ月後に皮脂分泌の減少や新しいニキビの発生が減ったと感じる方が多いです。治療後6ヶ月ごろに客観的な効果のピークが確認されており、その後も長期的に効果が持続します。

Q. 何歳から治療を受けられますか?

A. 中学生以上(概ね13歳以上)から治療を受けていただけます。18歳未満の方は保護者の方の同意書が必要となります。思春期ニキビでお悩みの方の親御様からのご相談も歓迎しています。

Q. ダウンタイムはどれくらいかかりますか?

A. 施術後の赤みや腫れはほとんどなく、翌日から通常通りの生活・仕事・学校生活を送っていただけます。施術直後から洗顔・化粧も可能です。治療後数日間は肌が敏感になることがありますので、刺激の少ないスキンケアをお勧めします。

Q. 何回の治療が必要ですか?

A. 基本プログラムは1ヶ月に1回、計3回(3ヶ月)で1クールです。3回の治療で高い改善効果が得られることが臨床データで示されています。症状が重い場合や追加効果を希望する方には、医師と相談のうえで追加治療を検討することも可能です。

Q. 他のニキビ治療と併用できますか?

A. はい、可能です。イソトレチノイン内服との同時使用は避けていただく必要がありますが、外用薬(ディフェリン、エピデュオなど)やIPL光治療(ルメッカ)、Vビームなどの他のレーザー治療との組み合わせで、より早く・より高い効果が期待できます。担当医師にご相談ください。

ニキビ治療のアビクリアならつちやファミリークリニック浅草院へ

「ニキビが繰り返す」「保険診療の薬では改善しない」「大人になってもニキビが続いている」そのようなお悩みを抱えている方に、アビクリアによるニキビ治療は大きな変化をもたらす可能性があります。

皮脂腺に直接アプローチし、ニキビができにくい肌へと根本から改善するアビクリアを、つちやファミリークリニック浅草院では経験豊富な皮膚科専門医が丁寧にご提供しています。

気になる方はお気軽にご相談ください。

医師紹介

院長

土屋 佳奈
 KANA TSUCHIYA 

【専門】
日本皮膚科学会 / 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
【所属学会】
日本美容皮膚科学会 / 日本臨床皮膚科医会 / 日本抗加齢医学会 / 日本小児皮膚科学会