ピコレーザー

どうしてシミはできるの?

■しみが出来るメカニズム

しみの原因になるメラニン色素はそもそも紫外線から
肌を守るために生み出されます。表皮細胞は表皮の一番下の層から徐々に押し出されていき、角質となって剥がれていきます。これをターンオーバーと呼びます。通常の日焼けであれば、約1カ月でキレイになるのですが、何らかの理由でターンオーバーが乱れてしまうと、メラニンが肌の外へ排出されずに残ってしまいます。その結果、しみとなって現れます。

■しみの原因であるメラニンが増加する理由

しみの原因であるメラニンが増加する主な理由は4種類です。
●紫外線
●ニキビの炎症などの肌トラブルや過剰な摩擦
肌の炎症はしみの原因になるメラニン色素が沈着しやすくなります。また、摩擦はメラノサイトを刺激することになります。
●女性ホルモン
女性ホルモンの1種であるプロゲステロンは、しみの現認になるメラニン色素を増加させます。
●ストレスや喫煙
睡眠不足やミネラル・ビタミン不足もしみの原因になるメラニン色素を増加させます。
上記の要因に加えて、加齢で肌年齢が衰えることによって乾燥しやすくなり、肌のバリア機能が弱まります。その結果、ターンオーバーが乱れやすくなり、しみとなって肌に現れます。

■当院で治療を行っているしみの種類

・老人性色素班
・そばかす
・炎症後色素沈着
・ADM(後天性メラノサイトーシス)
・肝斑

ピンポイントで濃いシミを治療したい、肝斑を治療したいなどのしみ全般のお悩みはピコレーザーがおすすめです。
ダウンタイムなしで、しみだけでなくニキビの炎症やくすみの改善などの美白治療をご希望の方はヒ―ライトⅡ、メソナJ ・メソナJプラス、IPL光治療(セレックV)がおすすめです。
その他、各種治療と合わせて効果をより促進するためのレチノールピール、ナノHQクリーム EX、TAホワイトクリームMD<薬用美白クリーム>がありますので、悩みに合う施術やコスメをお選びください。

厚生労働省承認機であるキュテラ社のエンライトンSR(enLIGHTen SR)というピコレーザーを使用してしみ治療を行います。

これまでの代表的なシミ治療機、
Qスイッチレーザーよりも

『早く』『綺麗に』『痛みも少なく』
治療することが可能です。

ピコレーザーとは

従来のシミ取りレーザーであるQスイッチレーザーは、パルス幅(照射時間)が「ナノ秒」のレーザーです。
ピコレーザーは、「ナノ秒」の1000分の1である「ピコ秒」単位で照射できる次世代レーザーです。
「ナノ秒」=1兆分の1秒!!

ピコレーザーはシミを「早く」「綺麗に」治します

ピコ秒でレーザーを照射することにより、効果的に、短時間で、痛みの少ないシミ治療をすることができます。

Qスイッチレーザーやピコレーザーからのレーザー光は、シミの原因となるメラニン色素を砕くことで除去します。
従来のQスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)は、熱作用によりメラニン色素を除去していましたが、ピコレーザーでは熱作用ではなく衝撃波によりさらに細かく色素を破砕することが可能となりました。
ピコレーザーは、さらに「砂」「粉末状」にまで細かく破砕
例えるなら、Qスイッチレーザーは「岩」のようなメラニン色素を「小石」にまで砕くのが限界でしたが、ピコレーザーは、さらに「砂」「粉末状」にまで細かく破砕!
このため、メラニン色素が速やかに除去されます。

Qスイッチレーザーに比べ

早く:メラニン色素を細かく破砕することで、体の代謝機能で排泄されやすくなり、少ない治療回数でシミを除去
綺麗に:お肌への負担が少ないため炎症後色素沈着(PIH)を生じにくいシミを治療することが可能です。

ピコレーザーは痛みも少ない治療です

ピコレーザーは従来のレーザーに比べて照射時の痛みも軽減されています。
レーザーでメラニン色素などの標的を破壊するときには熱が発生し、その熱が周囲の組織に影響を与えて痛みが発生します。
熱の影響は、レーザーを照射する時間が長いほど大きくなります。

ピコレーザーは「ピコ秒」単位のレーザー照射のため、従来のレーザーに比べて周囲の組織への熱影響を非常に少なくすることができるため、少ない痛みで治療することができます。
※痛みがご心配な方には、クリーム麻酔をご用意しておりますのでご安心ください。

当院ピコレーザー施術メニュー

○ピコトーニング
マイルドにお顔にレーザーをあてて、マイルドにメラニンを追い出していきます。
すこしチクチクする痛みがありますが、施術時間は長くないのでがんばれば、
くすみ改善・肝斑改善etc.嬉しい効果があります。
月に一回でお肌のメンテナンスを。

○ピコフラクショナル
お肌の表面には傷をつけずに、内部に空洞を作って、お肌を活性化します。
キメやハリ、毛穴の改善、シワが気になる方にも🙆‍♀️
ニキビ痕の凹凸には、ややhardにするのがおススメです、その場合には麻酔クリームを使用します。
ピコトーニングと同日にやる場合には、通常モードであてるのがおススメです👩‍⚕️

○ピコスポット
ガツンと強めに当てて、かさぶたになって、剥がれて薄くなる、いわゆるシミ治療。
ずっと気になっているシミがあって、ダウンタイムが取れるなら、是非おススメです。

症例写真

  • ※メーカー提供写真
  • よくあるご質問

    Q:何回、治療を行いますか?
    初回の治療効果によりますが、ピコスポットでの照射では1,2回が目安です。ピコトーニングの場合は、3~4週間に1度の間隔で複数回の治療が必要となります。

    Q:どこを治療できますか?
    顔、手の甲や腕、背中などに治療することができます。

    Q:治療中、痛みはありますか?
    レーザー照射中、お肌に対して輪ゴムで弾くような痛みを感じますが、多くの方は許容できる痛みと言われています。それでも痛みに弱い方にはクリーム麻酔などを準備しておりますのでご安心ください。

    ※その他、ご質問など担当医までお気軽にご相談ください。


    ピコレーザー施術料金※要予約

    自費診療の料金一覧をご覧ください。

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